2010年
07月
25日

12耐 ダイジェスト・8


残り2時間。

SC解除の直後、、、、突然ハンドルが重くなりました。簡単に言うとパワステが聞かない状態です。
いくらラジアルタイヤで摩擦低いといえど、灼熱のサーキットでコース上は真っ黒にラバーが乗っているので相当重いです。

最初の数十分は問題なかったのですが、、、、30分経過するとラップごとに手首と腕が重くなります。と、同時にミルミルとこのハンドルに体力を吸い取られていきます。。。。。

シートポジションを変更してハンドルの握る角度を変えようと試みますが、、、左のスライドレバーがサイドバーの下にあるため手が入りません。。。。なので、両脇を閉め両肘を内側に入れ思いっきりアゴ引いてハンドルを引くスタイルに変更です。


かなり厳しいですが、副産物としてタイヤの動きがかなりリニアに伝わります。これはこれでアリです。しかし、この時間だから大丈夫なものの、昼間の時間だったら、、、ゾッとします。。。





監督には無線で

よ:「パワステが聞きません監督!!!」

監:「がんばって下さい!」

よ:「・・・。」

ぼくも監督も思っていました。この時は電動パワステのモーターかなにかのトラブルだと。。。





もうすぐラスト1時間。。。。。

ポジションは4位です。3位BMWとは1LAP差です。

うちの天才鬼監督は数時間前からこのBMWの燃費まで計算していました。
しかも3位BMWはこの時間になってドエライペースで飛ばしています。それこそ我々よりラップ5秒近く速いんです。

「たぶんBMWはギリギリの土壇場でもう一度給油に入るはず。でも持つかもしれない。。。SC出たらこのまま行ってしまうなぁ。一体どっちなんだ。。。でもこのペースはもう一度給油するってことだよな。。。」

得意の妄想と見解が炸裂しています。






残り40分。。。。重いハンドル。。。。シュアなステアリングフィール。。。。でも相変わらず速いぼくらの#31・aprミシュラン106


「よしともさん。次入って下さい。」と、この日最後の監督オーダーが無線で入ります。


次のドライバーはアンカーJ先生です。



相変わらずの11秒でオペレーションスタッフもこの日最後の仕事を最高の形で終えJ先生を再びフィールドに送り出します。





この日スタートからずっと無線を付け、モニター前で戦況を見守った鬼監督も最後の#31の走行を見るためサインドボードエリアへ。。。。

残り20分。。。。。

「おかしいなぁ。。。。。3位のBMWはもうガソリンないはずだぞ。給油する素振りすらない。。。。やっぱり最後まで持ったんだな。。。。くそーーーー。」と監督。。。






レースは残り15分。。。。
J先生がこのスティントのファステストで我々の目の前を通過していきます。

監督:「長いなぁ。。。。。まだ15分もあるのか。。。」


その数分後、悪夢のような無線連絡が、、、「止まった、、、、エンジンかからない、、、、」

と、J先生から。


全く信じられないし、信じたくありません。。。。。。


その瞬間、数分前までライバル視していた3位BMWがPITへ、、、、、

愕然とした現実に更に追い討ちをかける光景でした。。。。。






レースに「タラレバ」は禁句です。

もし、今日一度だけタラレバを使えるとしたら、、、、、、


もう一度朝からやり直ししたい、、、、それだけ充実したこの夏最大のお祭りでした。



この続きは8月6日売りのTipoを読んでください。


そして本当のエンディングは、明日開催されます。。。。。
 
2010年
07月
25日

12耐 ダイジェスト・7
赤旗再スタートが切られた17:00過ぎ。


残り3時間で競われる長い長いスプリントレースが始まりました。


ポジションモニターも合算表記になるため最初はメチャクチャでした。我々のポジションも予測でしかありません。
ヒート2がスタート前の時点で3位とは1LAP。5位とは2LAPあったので恐らく4位の予想です。

J先生の力走が続きます。





そしてこの男の存在を忘れてはいけません。MBRT公式一流カメラマン。巨匠「ケイゴ山本」です。
得体の知れない北海道ラリー取材に向かったのは水曜日。「必ず行くで!」と得意の関西弁で茂木での再会を約束していたのですが、、、、約束が果たされたのはヒート2スタート後。。。。
「前夜北海道を出ようとしたら車の鍵が無くなったんや!諦めて飛行機で帰ろうとしたら鍵が見つかって、、、、今度は本土に渡る船が、、、、青森からは全開やったんやけど今度は渋滞で、、、、」
まるで負の連鎖です。そんな巨匠の到着から数分後、、、、この夏最後のぼくのスティントになります。

南下してきた黒い雲が我々のチームを覆ったことを知るのはまた別の話。。。






給油して60分のスティントになります。この時点でコース上はSCです。
監督からは特にありません。4位のままか、、、3位に上げれるか、、、
とにかくリスクから最も遠い所を走るつもりで消化しようと思っていました。



給油完了!5分経過!ジャンプで乗り込みベルトを装着。。無線ジャックを繋げてイグニッションスイッチを回します。



サインマンのセイジ君の合図と共にPITレーンに戻ります。
今回も実に11秒で完了です。






コントロールポストから「ライトオン」の指示が出されます。
夕刻の茂木は相変わらず素敵です。




この夏のお祭りも残り2時間。。。。
ポジションは3位です。ポジションモニターも合算集計が終わり正確な数字が表示されるようになりました。



SC解除



1コーナーで2台を抜き3〜4コーナーへのアプローチで、、、、、

マシン異変が、、、、、「監督、、、、、実は、、、、、」




やはりぼくらの夏は普通に終わらせてくれません。。。。
 
2010年
07月
24日

12耐 ダイジェスト・5
赤旗中断から20分。16:00に通達が出ました。



「赤旗提示の1LAP前の順位に並びます。場内放送で一台ずつ呼びます。あと10分後からこの作業を開始するのでそれまではマシン整備+給油を可能とします。」とのこと。。。。




赤旗中断前の順位は4位です。なので再スタートのグリッドは4番目、あと10分少々d呼ばれます。大至急給油と整備に入ります。
監督から出た指示は「前後タイヤのローテーションと給油」です。
監督+安達君+せいじ君+Z君が作業に入ります。




無事スケジュールをこなし、ダミーグリッドに付いたのは良いものの、、、、ドライバーは乗車し出走に備えることが通達されております。
この炎天下の中、動いていない車内にいるのは拷問です。。。車内で出走に備えるJ先生に必死で風を送るレイちゃんでした。。。
をを!この黒いシャツを着こなすナイスガイはMBRT公式一流デザイナーじゃないですか!




スタート進行開始から20分。まだ半分も並んでいません。。。。。
そりゃそうです。PITの中で作業完了していた我々でさえも、手押しで他のマシンにスペース確保してもらって3分以上かかったんです。これを100台やるわけですから、、、、




ちょうどその頃ぼくは、、、、、ガラガラの喫煙所でタバコ吸っていました。
いやーーーーー旨い!!!ちなみに再スタート後の次のドライバーぼくなんです。




PITレーンはこの台数で並ぶことができなく3列に変更になりました。
そろそろ完了しそうなしなそうな。。。。。。

安達君もテンション上げてJ先生を激励しています。




さぁ!全車並びきりました。実に1時間かかりました!でも公平なモータースポーツを考えるアイドラーズならではの配慮だと思います。
色々物議をかもした再スタート方法でしたが、僕はこれで良かったと思いますし、この方法しかなかったと思います。



ってわけで、全車エンジンスタート。ペースカー先導によるローリングスタート開始です。
 
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