2011年
08月
07日

2011・MBRT・12

力走を続ける淳也さん!

6位クムホワークスポルシェのラップは40秒〜45秒台。

対する我々は35秒〜38秒台。ラップごとにそのビハインドはミルミル縮んでいきます。

でも淳也さん。相当いっぱいいっぱいなためか、3コーナーを見に行ったらそのブレーキポイントはバラバラ。。。。恐らく夜の視界不良で気がつくと70m看板なためかパニックブレーキに近いです。でもここは堪えどころ。心を強く最後まで攻め込んで欲しいです。






もう見ていられません!その差は45秒!

よ:「監督!淳也さんにペースアップ指示送れ!」

監:「もう送ってます!」

よ:「そんなんじゃだめだ!車潰してもいいからファステスト出すまで帰ってくるな!って!」

監:「そんなこと僕言えません。。。。」

よ:「いいから言え!!!」

監督無線:「あ、あのー、よしともさんが言ってるんですけど、ペース上げるまで帰ってくるな!って言ってます。よしともさんが。。。」


そして次のラップ。なんと31秒台!このセッションファステストです。
「ウォーー!」ってピットは盛り上がります!

「よし!よーし! いいぞ淳也さん!!やりゃこんくらい楽勝でしょう。」僕も気分いいです。

6位とのビハインドは40秒に。手に汗握る展開!ゾクゾクします!これぞモータースポーツ!!!



しかし、次の瞬間6位クムホワークスポルシェも31秒台!!!

「くそーーー、あっちも俺達を見てペースアップ指示送ったな。。。」







まだ終わったわけじゃありません!

こっちもプッシュを続けます。こっちがペースアップしている限りあっちもペースを上げて走っています。何かあるかもしれません。。。。それはこっちも何かあるリスクは高いですが。。。。

風もやみ、ムシムシと暑い夜の茂木になってきました。

でも終盤にこんなレースができて今年も幸せです。





さぁ!12時間と9分が経過!

ポジションは相変わらずの7位!

息切れすることない淳也さんの走りが続きます。






20時10分35秒

241ラップ 距離にすると1156キロ

長い長い、そしてあっと言う間に過ぎ去った12時間耐久レースはゴールしました。




いつも思うんです。なんで僕は耐久レースが好きなんだろう?と。。。

人間が、、、マシンが、、、ドラマが、、、、なんてこと、正直あまり考えたことないんですよ。あってもそれはその年その年にできあがる人間ドラマがあって最高の酒の肴になるだけなんです。

この10年茂木の夏で遊ばせて頂いて、今年やっとわかったんです。


それは、、、、、今年鈴鹿8耐に復活したチームシンスケの存在が大きかったんです。

当時お笑い芸人として名高い島田シンスケ氏がいつもと違うマジメな顔で、モ−ターレーシングを土俵に泣いたり笑ったり怒鳴ったり。そんな様子を初めてテレビで見たのは1990年。高校一年生の時でした。車もバイクもレースも人間ドラマも何にも興味なかった僕が、そんなチームシンスケの戦う様子を見て心を打たれる。なんてこともありませんでした。(笑)

だって、クソ暑い夏の鈴鹿で、自分のお金無くなるくらい使って、スピード出しすぎて壊して汚して怪我して泣いて辛くて。。。。そんなことしたくないでしょう。リスクだらけのフィールドに感動なんてないと思っていました。あの頃は。。。。。

20年たってイロイロな物を見て感じてきて、あの頃のシンスケさんの気持ちになれたのかな。。。。。いやいや、まだ全然なれません。それは僕がまだまだ未熟なんだと思います。

そんな子供の頃の刷り込みが、今の僕に耐久レースの楽しみ方を教えてくれたのだと思います。何かあると悲しくて、何かあると嬉しくて、時にはフェアじゃないズルイ気持ちにもなります。


大昔、淳也さんが言ってました。「12耐チームは一つの会社なんだな!」って言葉が今も僕の頭に残っています。

優勝することが、上場することが、そのチームの目標じゃなくて、日々の満足度と生きてる証がそのチームを物語ってると思います。

毎年毎年こんな素敵な夏を作ってくれるアイドラーズの清家さん。本当にありがとう!


12時間走り終えて、撤収作業も全て終わっているのに毎年毎年なかなか帰りたくなくて、茂木にダラダラ残ってます。そんなチームメイトを見ていると今年もいい夏だったなって思います。


大塚製薬

大塚ホールディングス

エーピーアール

クムホタイヤジャパン

エンドレスアドバンス

オメガオイル(アクトトレーディング)

アトム工房

Tipo編集部

クラッチワークデザイン

阿部商会

GST

RAC

(順不同)


皆さんのお陰もあってこの夏も楽しめました。明日から日々の活力にもなつ素敵な夏でした。

この場を借りてお礼申し上げます。
 
2011年
08月
05日

2011・MBRT・11

レースは残り40分。ポジション6位。
ワカ殿がドライバー交代+給油のためピットに帰ってきました。コースアウトは頂けないですが、、、、ベスト32秒台は賞賛に値します。グッジョブ!!!

黒いス−ツのZ君が慌ててアースケーブルを付けにきます。






給油時間は5分。右・ワカ殿。中・淳也さん。ピンクシャツ・セージ監督。
荒川医師会レーシングの2人がクソ蒸し暑い夏の茂木で最後の言葉を交わします。

これだけ暗くなると路面状況が全くわかりません。ワカ殿のアドバイスがされから始まる淳也の最後の夏の道しるべです。。。






この日最後の仕事になる給油担当の3人!この日は約200Lのガソリンを彼らが入れてくれました。ありがとう!

マシンの前にいるのはyoutube、ユーストリーム、デジカメの3人。
まさにこの日のハイライト!







5分経過!ラストドライバー淳也さんが乗り込みます。左イッセー右タクミのアシストの中16秒で完了します! しかし、、、、




格好良く決まった!と思ったら、、、、淳也さん。

まさかのエンジンストール!!!

慌ててイグニッションを探します。。。。なんとか再始動。。。。拍手喝采でコースに入っていきました。







オペレーションチーム、ピットワークチーム、これで任務終了です。
「ワァーーーー!」っと声が上がりスタッフみんなで検討し合い抱き合います。


いやいや、、、まだ終わっていません。これから淳也さんの最後の仕事が始まります。







監督、オペレーションスタッフが所定の位置に着きます。

ポジション7でコースインした#31・MBRT・106。

8位とは3LAPの差があるので特に問題なし。

しかし、一つ上、6位のクムホワークスポルシェとは同一ラップ、61秒のビハインドです。

最初の10分経過観察すると、、、、

うちが35秒台に対して、クムホワークスポルシェは40秒台。残り15周だから、、、、、ラスト3ラップで追いつく!!!

ピットのテンションが上がります。監督もギラギラします。


監督無線:「あーー、淳也さん。ペースアップして下さい。。。」と蚊の鳴くような声で激を飛ばします。


さぁ。どーなるんだ。。。。。同じクムホユーザーだからワークスチームに勝ちたいなぁ。。。。。
 
2011年
08月
01日

2011・MBRT・10

残り1時間半。

夕焼けキレイでラスト2スティント。

考えてみれば長いこと茂木耐久やってきて初めて夕焼け見ました。
この時季、茂木周辺は毎日のように夕立があります。なので毎年この時間は薄暗く、そして突然の雨にも対応するべくエクストリームウエザータイヤの内圧調整をする時間帯でもあります。





ワカ殿最後の出走です。

朝は3分切れなかったそのベストラップも、平均40秒。ときどき35秒台で周回しています。約4時間の出走でだいぶ茂木を習得できたようです。
でもまだヒールトゥーなしで走っています。2速も使えません。

でもいいんです。。。今日一日で30秒も速くなったし、この夜間走行も経験させることができました。チームとしては、今年のMBRTのテーマの一つである「育成」も達成できたと思います。





そして、、、、レースは残り1時間。

ワカ殿、2分32秒台をたたき出します。今日のファステストです。

最後の最後で師匠を喜ばせます。
あまりの速さにペース落とさせようと思いましたが、次のラップは2分52秒。。。。。「3コーナーで飛び出て土の上を30mくらい走っちゃいました。」とのこと。一昔前だったらボーズでしたが、サーキット3回目のルーキーだから今回はお咎めなしです。ご馳走様です。






予想外のワカ殿の激走でポジションは6位にアップ!
(タワーの上から6番目。13番が我々のゼッケンです)

ただ、この後給油なんです。。。。予想は2つポジションダウン。

無給油も考えましたが、残り12Lなのでセージ監督は安全策をとり給油を遂行します。





そして、、、、、

2011・MBRT夏の祭典!ラストドライバーは淳也さんです(J先生)。

昨年もラストドライバーを勤め、残り8分でスピン、、、オルタネーター不良で再始動できずにリタイアでした。
昨年のトラウマをたっぷり引きずり今年も挑戦します。

長いこと淳也さんとお付き合いさせて頂いていますが、久々に緊張してる様子を見ました。

緊張した面持ちでワカ殿の帰りを待ちます。。
 
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